ゆるキャン△に登場するキャンプ飯って、どれも本当に美味しそうですよね。
SEASON１第５話で志摩リンが高ボッチ高原で作ったのが、『コッヘル一つでできるスープパスタ』。絶景を眺めながら、熱々のスープパスタを静かに味わうシーンは多くのファンの心を掴みました。
今回はその「志摩リンのスープパスタ」を実際に再現！
原作レシピをベースに、美味しく仕上げるコツやキャンプでの再現ポイントも紹介します。簡単なのに本格的な味わいなので、キャンプ初心者にもおすすめです。
ゆるキャン△SEASON１ 第５話に登場！志摩リンのスープパスタ
志摩リンが作る、はじめての“まともなキャンプご飯”がこのスープパスタです。これまで作中ではカレーめんだけでしたが、今回は「まずは手堅く、簡単なパスタから」という志摩リンらしいチョイス。
麓キャンプ場では作ろうとしたときは、近くにスーパーが無く材料を調達できませんでした。今回はあらかじめ材料をカットして持参するなど準備は万端。
日が落ちかけ、寒さが増す中で完成した熱々のスープパスタ。志摩リンの少し誇らしげでホッとした表情がとても印象的です。
材料（１人分）
スープパスタ（1人分）の材料はこちらです。
具材の量はお好みで調整OK。キャンプで作るときは、コッヘルの大きさや人数に合わせて分量を変えましょう。
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| パスタ（1.6㎜程度） | 100g |
| たまねぎ | 1/4玉（50g） |
| ベーコン | 20g（ハーフ2枚） |
| アスパラ | 1本 |
| しめじ | 20g |
| 水 | 150cc |
| 牛乳 | 200cc |
| コンソメキューブ | 1個 |
| スライス（とろける）チーズ | 2枚 |
| オリーブオイル | 大さじ1 |
| おろしにんにく | 2cm |
| 黒コショウ | 適量 |
| パセリ | 適量 |
また、原作のように食材をあらかじめカットして持参すると、現地での調理がぐっとラクになります。
作り方
「コッヘル一つでできるスープパスタ」の作り方を紹介します。
- コッヘルにオリーブオイルとおろしニンニクを入れ、中火で香りを出す。
- あらかじめ切っておいた具材（玉ねぎ・ベーコン・しめじ・アスパラ）を入れて炒める。
- 玉ねぎがしんなりしてきたら、水とコンソメを加えて沸騰させる。
- 沸騰したらパスタを投入。※そのままでは入らないので、2つ折りにして入れましょう。
- パスタが水分を吸ってスープが減ってきたら、牛乳を加えて中火で再び加熱。
- 弱火にして吹きこぼれないように注意しながら、好みの固さまで茹でる。
- 火を止めてからスライスチーズを2枚入れ、余熱で溶かす。
- 最後に黒胡椒とパセリを振りかけて完成！
原作とは少し手順を変えていますが、こちらの方法の方が失敗なく仕上がります。
スープパスタを美味しく作るコツ
そのまま作っても十分おいしいですが、少し工夫するだけで失敗せずに仕上げられます。
ここでは、スープパスタをもっと美味しく作るためのコツを紹介します。
スライスチーズはパスタが柔らかくなってから
牛乳とチーズを同時に入れても問題ありませんが、チーズを早く入れすぎるとスープがドロッとして吹きこぼれやすくなります。パスタが柔らかくなってからチーズを加えると、ほどよくとろけてクリーミーに仕上がります。
スープ感を味わいたいなら水を少し多めに
原作どおりに作ると、少しとろみのあるスープパスタになります。
もう少しスープっぽさを楽しみたい方は、パスタを茹でるときの水を50mlほど多めに加えてみましょう。味が少し薄く感じた場合は、塩をひとつまみ足すだけでバランスが整います。
標高が高くなくても細いパスタを使う
原作では「標高が高い場所では芯が残りやすいので細めのパスタを使う」と書かれていますが、これは平地でも同じ。スープパスタは少量のお湯で茹でるため、1.6mm以下の細めパスタを使う方が失敗しにくく、ほどよい食感に仕上がります。
キャンプで再現する時のポイント
キャンプでの調理は、家で作るのとは勝手が違います。気温や風の影響を受けやすく、片付けも大変。ここでは、実体験をもとにしたキャンプでの再現ポイントを紹介します。
コッヘルは容量700ml以上を使う
志摩リンが使っているコッヘルは約900mlサイズ。ギリギリ作れるのは700ml程度ですが、パスタ全体をしっかりお湯に浸す必要があるため、できれば大きめのコッヘルを使うのがおすすめです。
ゆとりがあるほうが吹きこぼれにくく、調理中も安心して混ぜられます。
風に強いバーナーを使う
キャンプでは意外と風が強く、火力が安定しないとスープや鍋の調理が難しくなります。
風に強いコンロや風防を使うことで、安定した火力で調理が可能です。
志摩リンが愛用しているのは SOTO マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター〈SOD-310〉。風が強くても火力が安定するので、寒いキャンプ場でも安心してスープパスタを作れます。
後片付けはひと工夫で簡単に
志摩リンが訪れた高ボッチ高原のように、水が出ないキャンプ場では、洗い物を少なくする工夫が必要です。さらに、洗い物自体を簡単に済ませる工夫も大切です。
こちらの記事では、キャンプでの洗い物を簡単にする方法を紹介しています。ぜひ参考にしてください。
まとめ｜初心者におすすめの絶品料理
志摩リンの初めての本格アウトドア料理というだけあって、簡単に作れて美味しいスープパスタになっています。少ない調味料で仕上げても深い味わいがあり、何度でも食べたくなる味です。
さらに洗い物も少なく、汁もほとんど残らないので、撤収前の朝ごはんとしてもサッと作れておすすめです！
