キャンプ場での食器洗い、ちょっと大変ですよね。
油汚れが落ちにくかったり、冬場は水の冷たさで手がかじかんだり…。そんな経験、ありませんか?
多くのキャンプ場ではお湯が出ず、水だけで食器を洗うしかありません。でも、少しの工夫で「洗い物のストレス」をぐっと減らすことができます。
この記事では、私自身のキャンプ体験をもとに、洗剤を使わずに簡単に食器をキレイにする方法やアイテムを紹介します。
これを読めば、キャンプでの後片付けも快適になるはずです。
アウトドアの食器洗いは油汚れが落ちにくくて大変…
キャンプの楽しみといえば、やっぱり美味しいご飯ですよね。
ただ、手の込んだ料理を作ると、どうしても洗い物が増えてしまいます。
でも「洗い物が面倒だから料理は控えよう…」なんて思うのはもったいないです。キャンプで食べるご飯は“外ご飯効果でいつもの3倍美味しく”感じますから。(※ゆるキャン△調べ)
次に紹介する方法を実践すれば、洗い物が格段に楽になります。言ってしまえば、ほとんど洗い物をしなくても済むようになりますよ。
実際に私が以前訪れたキャンプ場では、トイレのみで炊事場がなかったため、食器は洗えず飲料水にも使えない環境でした。それでも、もともと洗い物を最小限にするスタイルだったので、全く不便を感じずにキャンプを楽しめました。
こちらの記事で紹介していますが、最高の景色を見ながらキャンプができるおすすめのキャンプ場です。

洗剤不要でキャンプの洗い物を簡単にする方法
キャンプでの洗い物をぐっと楽にする方法を、4つ紹介します。
これを実践すれば、「洗い物が不安で避けていたキャンプ場」でも安心して楽しめるようになりますよ。
①食器を増やさず食事をシンプルに
ちょっと元も子もない話ですが(笑)、私はキャンプでインスタント食品や地元のお弁当を持参して手軽に済ませることもあります。こうするとキャンプ場での時間をゆったり楽しめるので、これはこれでおすすめです。
もちろん、せっかくのキャンプですから、手の込んだ美味しい料理を楽しみたい気持ちもありますよね。そこで次に紹介する方法を実践すれば、食器洗いだけは簡単に済ませることができます。
②食器用スプレーで汚れを拭き取る
私がいつも使っているのは、『グリーンモーション / エコキッチンクリーナー』です。使い方はシンプルで、食器にスプレーしてキッチンペーパーで拭くだけ。
植物由来の成分なので、拭いたあとでもそのまま食事や料理に使えるのが安心です。
キャンプでのカレーや汁物のあとも、予洗い代わりにスプレーして拭くだけでかなりラクになります。お湯が出なくてもこれだけで十分キレイになるので、手放せないキャンプの必需品です。
ついでに、これと一緒にあると便利なアイテムも紹介していきます。
クレシア /スコッティ ペーパーふきん
以前はコストコのペーパータオルを1本持って行っていましたが、1〜2日のキャンプでは使い切れず、かえってかさばることもありました。
そこで今は『クレシア/スコッティ ペーパーふきん』を使っています。
普通のティッシュボックスと同じサイズなので、ケースも自由に選べて使い勝手が抜群です。軽量で持ち運びやすく、キャンプでの拭き取り作業がぐっと楽になります。
GORDON MILLER(ゴードンミラー) / ティッシュケース
ペーパーふきんをぴったり収納できます。紐付きなので、テーブルの横やクーラーボックスの取っ手など、さまざまな場所に掛けて使えます。
私はティッシュとキッチンペーパーで色を分けて、ブラックとコヨーテの2色を使い分けています。使いやすく、キャンプでの食器拭きや手拭きがスムーズになります。
③汁物は固めて捨てる
「キャンプでは汁物は避けた方がいい!」…なんて言えませんよね。冬キャンプの鍋は格別です。
ただ、残った汁をそのまま排水に流すのはNG。そんな時は、専用の薬剤を入れて固めてしまうのがおすすめです。食べ終わった後の汁に溶かすだけなので、とても簡単。無理に飲み干す必要もなく、身体にも優しくて片付けも楽になります。
④油汚れはスポンジに吸わせる
自宅のように大量の油で揚げ物をすることは、キャンプではあまりないと思います。せいぜいメスティン程度のサイズで使うくらいですよね。
もし大量の油を使った場合は、汁物と同じように薬剤で固めて処理するのがおすすめです。ただ、少量なら使い終わったスポンジに吸わせて捨てるだけで十分。お手軽で後片付けも簡単です。
自然環境を守るためにも、油の処理はしっかり行いましょう。
おわりに|キャンプでの洗い物の時間を減らそう!
つい設備が整った高規格のキャンプ場を選びがちですが、最低限の設備でもロケーションが素晴らしい場所はたくさんあります。しかも、そうしたキャンプ場は比較的空いていて、のんびり過ごせることも多いんです。
洗い物を減らす工夫をすれば、これまで敬遠していたキャンプ場にも挑戦できたり、ゆったりとした時間を楽しむ余裕が生まれます。
今回紹介したアイテムはどれも私が実際に使っているものです。キャンプでの洗い物がグッと楽になるので、気になる方はぜひチェックしてみてください!

