初めまして。管理人のしいなです。
これからキャンプを始めようとしている方へ。
私がこれまでの経験を元に、キャンプを始めた時に知っておけばかけるお金を減らせたなと思うことを書いています。
※ちなみに昔の私が読めば30万円以上は節約できている内容です(笑)
今回は『道具(ギア)編』です。
みんなが使っているけど、本当に必要?
はっきり言うと、キャンプギアは高いです。
日常生活で使うものと用途は同じでも、2倍・3倍の価格は当たり前です。
でも買ってしまうんですよね…。
目を引くデザインだったり、YouTuberの人が使っていたり。
ただ、実際に使ってみると思ったより使い勝手が悪かったり、自分には不要だったりと
結局は使わなくなって処分したり、新しいものに買い替えることになってしまいます。
そのため、キャンプギアを買い揃える前に次の3つのことを心掛けましょう。
①揃えるギアの色を決める
Instagramなどで色んなキャンプサイト見て、自分の目指すイメージを固めましょう。
ここがブレると統一感のないサイトになったり、後で高いギアを買い直すことになります。
私はカーキ→ベージュ→ベージュ&ブラックと変化しているので、組み合わせもOKです。
ビビットカラーで揃えるのもいいと思いますが、ギアの選択肢が少なくなるのでアースカラーを選択する方が無難です。
アースカラー(自然と調和)
- カーキ
- ベージュ(コヨーテ)
- ブラック
- ホワイト
ビビットカラー(目立つ)
- レッド
- イエロー
- オレンジ
②使いやすさ、組み立てやすさを重視で選ぶ
キャンプの回数を重ねると、いかに設営を楽にするかという思考が生まれてきます。
そうなると使い勝手が悪いものや組み立てに時間をかかるものは、自然とスタメン入りしなくなり、毎回倉庫番になってしまいます。
デザインだけでは選ばず、使いやすさ・組み立てやすさも検討事項に入れましょう。
③なるべく軽量・コンパクトになること
キャンプを初めて1〜2年は特にギアが増えます。異論は認めません。
毎日新しいギアの検索をして、毎週のようにギアを買います。
それに加えて、冬になると夏の倍くらい荷物が増えるので車に乗りません。
車の積載量が限界突破をし、座席の足元まで荷物がパンパンになります。
そしてキャンプの帰り、持ち帰るゴミが車に乗らなくなります。
ちなみにこれは全て私の経験談です(笑)
これを防ぐために、最初から軽量でコンパクトになるものを選びましょう。
私は今では多少高くてもコンパクトになるものを選ぶようになりました。
私が使ったおすすめギアを紹介
メインのギアについておすすめの商品を紹介します。
実際に使用したものを紹介しているので、悩んでいる方にはおすすめです。
テント
DOD / ワンポールテント
これで十分です。サイズもS(3人用)、M(5人用)、L(8人用)があり、色もブラックとコヨーテから選べます。
2020年頃のキャンプブームの時と比べて、だいぶ安く購入できるようになりました。
もし自分のスタイルに合わなくても、あまり痛手にはなりません。
ワンポールテントを進める理由は、何より設営が楽。これに尽きます。
ツールームテントは広々快適で良いのですが、ペグやガイロープが多すぎて、テントを立てるだけでヘトヘトになります。なので、ある程度キャンプに慣れてから購入を検討しましょう。
テンマクデザイン / サーカスTC DX+
こちらもワンポールテントですが、TC素材なので少し重くて、金額も高いです。
実際私も使用していますが、これ一つで十分だと思えるくらい最強のテントです。
キャンプで最大の敵と言っても過言ではない風に対して、相当強いです。最大瞬間風速29m/sでも耐えました。
間違いなく一押しのテントです。
シュラフ
冬キャンに行く人はシュラフだけはお金かけましょう。ただ、スペックが高ければそれだけ金額も高くなるので自分が行くであろう時期の最低気温をベースに選択しましょう。
ダウンシュラフ
おすすめはナンガの別注モデル(日本製)。
同性能のシュラフでもメーカー直販モデルより安価に購入できます。また、ナンガのシュラフは永久保証が付いているので長く愛用できます。
※無料保証ではないので、修理費はかかります。また、日本製以外は対象外です。
化学繊維(化繊)シュラフ
ダウンシュラフより安価ですが、収納サイズがかなり嵩張ります。大げさに言うと米俵をキャンプに持っていくイメージです(笑)
家族4人だと積載に相当影響するので覚悟が必要です。
ただ、ダウンシュラフと同性能でも半額以下で購入できるので冬キャンプにそこまで行かない方や、初期費用を抑えたい方は選択肢に入れても良いかと思います。
チェア
チェアは高さが重要で自分のキャンプスタイルによって変わります。
ハイスタイル、ロースタイルなど、数を重ねるごとに自分のスタイルが確立します。ちなみに私の憧れはロースタイルでしたが、腰が痛くなるので断念しました。
そのため、最初から高さの決まったチェアを買うより高さを調整できるチェアがおすすめです。
調理器具
バーナー(コンロ)
バーナーを選ぶにおいて一番大事なのは風に強いかどうか。
基本的に外で調理するため、多少の風でも変わらず使用できるかが重要です。そもそも料理ができなくなってしまったり、料理の出来上がりに影響がでます。
私は風の影響でお米がうまく炊けなかったことが幾度とあります。
CB缶(カセットガスボンベ)・OD缶(アウトドア)用の2種類ありますが、どちらを選ぶかは他のキャンプギアや好みで選びましょう。
食器類
これは家にあるのを持って行ってください(笑)。
もしくは最初は使い捨ての紙皿、アルミ皿で十分です。
食器も色々買い揃えたくなります。木皿がいい、ステンレスの皿がいい、大皿・中皿・小皿を人数分…など。
実際はそんなに使いません。むしろ洗い物を減らすために使いまわして最小限にします。
食器類をいくらコンパクトにしても、他のギアを見直す方が大事です。
他のギアと同じく安い買い物ではないので、必要な分をしっかり見極めて買いましょう。
散々伝えましたが、正直これでOK!
正攻法ではこれまでの説明どおりでいいのですが、裏技的に安く抑える方法もあります。
①ワークマンで揃える
ワークマンは本格的にアウトドア部門に力を入れ始めてから、何でも揃うようになりました。
- テント
- シュラフ
- テーブル
- チェア
しかも値段も安くて丈夫。非の打ちどころがありません。デザインは限定されてしまいますが、最初に買うギアとしては十分すぎるくらいです。
特にシュラフは販売当初に争奪戦になったくらいコスパ最高なので、一度選択肢に入れてみましょう。
②100円ショップで揃える
アウトドアブームに乗って、100円ショップでもアウトドア用品に力を入れてきました。
キャンプギアメーカーには脅威かもしれませんが、ユーザーにはありがたいことです。
何事も失敗することを前提に進んだ方が色々チャレンジできるので、使うか使わないか悩んだギアがあったら、とりあえず100円ショップで購入しましょう。
実際に使ってみて、もっと質のいいモノや耐久性のあるモノをが必要になった時は、アウトドアメーカーの製品の購入を検討しましょう。
簡単に買い替えができることが最大の利点です。
おわりに
いざキャンプを始めようとしても、周りはおしゃれなギアを並べているので、最初からしっかり揃えなければ周りに笑われてしまう…
なんてことは一切ありません!
それよりキャンプのマナーを守ることが何倍も重要です。楽しみ方は人それぞれなので、自分なりに楽しめればいいのです。
どれだけ高価なギアを使ってオシャレなサイトでも、マナーを守っていないキャンパーは最悪です。
ただ、自分のお気に入りのギアに囲まれてキャンプをするのは気持ちのいいもので、それだけで気分も上がるのも事実です。完全に自己満足の世界ですが…
なので、本当に欲しいギアは買いましょう。おそらく数年後もスタメンに残るでしょう。
一気にギアを集めたくなりますが、経験とともに少しずつ増えていくのが正しいギアの買い方なんだなと、今さらながら思います。
皆さんは私のように失敗しないことを祈っています。
素敵なキャンプライフを。