ソロキャンプで炊き立てご飯を食べたいけど、ちょっとめんどうな時ありませんか。
メスティンの自動炊飯が一番楽だけど、1人だったら0.5合で十分だし、ご飯を炊くためだけにメスティンを持っていくのもなぁ…と思っていました。
そこでひらめいたのが『シェラカップ炊飯』!それもほったらかしでできる固形燃料を使用した自動炊飯!
何回も試行錯誤してやっと上手に炊けるようになったので、みなさんに共有します。
よかったら参考にしてください!
使うもの

- シェラカップ&蓋
- ポケットストーブ
- 固形燃料(15g)
- バーナーパッド
メスティンの自動炊飯とほぼ同じですが、シェラカップだと固形燃料の火力が強すぎて、あっという間に焦げてしまいます。そこでバーナーパッドを使って火力調整をしています。
シェラカップの材質は熱伝導率の高いアルミがベストですが、アルミのシェラカップってほとんど売っていないんですよね。なので常に持ち歩いているチタンのシェラカップを選択しました。
ポケットストーブは百均に売っている普通のやつで十分です。私はガチャガチャしたのが好きなのであえて変わったものを使っています。
調理方法
①ご飯を計量し浸水させる
100mlラインのちょい下が0.5合になります。お米を研いで、しっかり30分(冬は1時間)浸水させます。浸水しないと仕上がりが全然違って、ご飯がふっくらしません。

②分量の水を入れる
浸水していた水に足してもいいので、200mlラインまで水を入れます。慣れたら水の量を増減してお好みの硬さで調整してください。

③炊飯準備
ポケットストーブに固形燃料、バーナーパッドをセットします。お米の入ったシェラカップを乗せて蓋をします。さらにその上におもりを乗せます。お守りがないと蓋が開いて炊飯時にしっかり圧がかかりません。おもりは水を入れたコップや石で大丈夫です。

④いざ、炊飯開始!
固形燃料に着火し、火が消えるまで待ちます。よく炊飯で言われる『はじめちょろちょろ中ぱっぱ』ではなく『はじめからさいごまでちょろちょろ』になります。
火力が強いとシェラカップから鬼のように吹き出して水が足りなくなります。そこでひらめいたのがバーナーパッド!火力を熱に変換するのでちょうどいい火加減になります。
この火力調整と燃焼時間の組み合わせがうまくいかずに、何回も失敗して焦げたごはんを食べました。
これでも少し吹き出しますが、この程度なのでカワイイもんです。

⑤火が消えたら蒸らし
火が消えたら炊飯完了です。ポケットストーブから下ろして10分蒸らします。この時に温度が下がらないようにタオルなどで包んでおきます。
⑥出来上がりは?
写真だと少し水っぽい感じがありますが、混ぜるとちょうどいい炊き加減になります。

焦げ付きも一切なし!ちなみに私は何回も焦がしているので、シェラカップの焦げが取れなくなっています(笑)
自分の好きなごはんのお供と一緒に炊き立てをいただきましょう。

シェラカップ炊飯のコツまとめ
① 【最重要】バーナーパッドを使う!
② お米をしっかり浸水させる!
③ 炊飯後はしっかり保温して蒸らす!
まとめ
シェラカップ炊飯をしようと思い立ってから、色々試行錯誤してようやくシェラカップで炊飯できるようになりました。ちなみにキャンプでの炊飯は、風の影響があったら風防を使う、気温の低い冬のキャンプでは20gの固形燃料を使うなど、環境に合わせる必要があります。
シェラカップで炊飯ができることで荷物を増やす必要がなくなり、クッカーも空くので他の用途に使えるようになりました。
みなさんのキャンプライフがより良いものになりますように。